相模原市でリチウムイオン電池を捨てる方法|2026年9月現在と10月1日以降の違い

結論からいうと、2026年9月15日現在、相模原市で家庭から出るリチウムイオン電池を捨てる場合は、端子をビニールテープなどで絶縁し、橋本台リサイクルスクエア、麻溝台リサイクルスクエア、津久井クリーンセンターのいずれかへ直接持ち込むのが市の回収方法です。モバイルバッテリーは分解せず、本体ごと持ち込みます。破損・膨張したものやメーカー不明品も、この3施設では回収対象です。

ただし、2026年10月1日から制度が変わります。膨張・破損していないリチウムイオン電池などは「有害ごみ」として地域の資源・ごみ集積場所から収集されます。一方、膨張・破損品は10月以降も集積場所には出せず、3施設への持ち込みが継続します。今捨てるのか、10月1日以降なのかで方法が違うため、日付と電池の状態を最初に確認してください。

この記事は相模原市の2026年2月27日更新の案内と、2026年9月1日更新の制度変更案内を基にしています。最新情報は相模原市「小型充電式電池(リチウムイオン電池等)の排出について」と相模原市「令和8年10月1日から資源とごみの分け方・出す曜日が変わります」で確認できます。

まず自分のケースを判定する

ケース9月30日まで10月1日から
正常なリチウムイオン電池市内3施設へ持ち込み「有害ごみ」として集積場所へ
正常なモバイルバッテリー分解せず市内3施設へ新しい有害ごみルールを確認
膨張・破損した電池市内3施設へ集積場所には出さず3施設へ
メーカー不明品3施設で回収可能種類・状態を確認して市の最新案内に従う
鉛蓄電池・ソーラーパネル付き電池市の回収対象外対象外。販売店・メーカー等に確認
木製の机にモバイルバッテリー、ワイヤレスイヤホン、Li-ion表示のある着脱式電池などを並べた様子
最初に、捨てたいものが充電式のリチウムイオン電池か、電池を内蔵する製品かを確認します。形だけでなく表示や取扱説明書も確認します。

2026年9月30日までの捨て方

1.電池の種類と状態を確認する

相模原市の拠点回収対象は、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、ニカド電池、モバイルバッテリー本体です。破損・膨張品やメーカー不明品も回収可能です。ただし種類が不明確な場合は回収できないことがあるため、取扱説明書やメーカー表示を事前に確認します。

「リチウム」という名前だけで同じ分別にしないことも大切です。市の乾電池案内では、充電できないリチウム一次電池は乾電池の区分です。この記事の対象であるリチウムイオン電池は、充電して繰り返し使う二次電池です。

デジタルカメラから通常の操作でバッテリーパックを外せるなら、電池を外して準備します。スマートフォンのように利用者による取り外しを前提としていない内蔵電池を、工具で無理にこじ開ける必要はありません。小型家電本体は相模原市「使用済小型家電リサイクル事業」も確認してください。

Li-ion表示のある小型バッテリーの金属端子を透明なテープで覆っている手元
露出した金属端子はビニールテープなどで覆い、ショートしないよう絶縁します。

2.金属端子を絶縁する

市は、排出時に金属の露出部分をビニールテープなどで被覆する絶縁処理を求めています。複数の電池を運ぶとき、端子同士や鍵・硬貨などの金属が触れると短絡して発熱するおそれがあるためです。端子が複数あるパックは、露出部分が残らないように覆います。

モバイルバッテリーは本体を開けてセルを取り出さず、本体ごと排出します。USB端子が見える製品でも、廃棄のためにケースを分解する必要はありません。

小型リチウムイオン電池の端子付近を幅広の透明テープで覆い絶縁した状態
絶縁処理の例。電池を切ったり穴を開けたりせず、外側から端子などの金属露出部を覆います。

3.指定3施設のいずれかへ直接持ち込む

  • 橋本台リサイクルスクエア:緑区下九沢2084-3
  • 麻溝台リサイクルスクエア:南区麻溝台1524-1
  • 津久井クリーンセンター:緑区青山3385-2

市の2024年3月22日発表資料では、橋本台・麻溝台は午前9時~午後4時(12月29日~1月3日を除く)、津久井は月~土曜日の午前9時~午後4時(12月31日~1月3日を除く)とされています。営業時間等は変わる可能性があるため、出発前に市公式ページで再確認してください。

持ち運ぶ際は、絶縁済みの電池が鍵や硬貨などと直接触れないようにします。透明袋にまとめる方法は整理の一例ですが、2026年9月時点で袋に入れること自体が市の拠点回収条件という意味ではありません。市が明記する重要点は絶縁処理と3施設への持ち込みです。

複数の小型充電池とモバイルバッテリーを透明袋にまとめ、電池類と分かるようにした持ち運び例
絶縁後の電池を他の金属品と混ざらないよう整理して運ぶ例。9月時点の市指定の排出袋を示すものではありません。

2026年10月1日からは「有害ごみ」で収集

10月1日から、これまで拠点回収のみだったリチウムイオン電池等の充電式電池や、市では収集していなかったボタン電池が、乾電池や水銀体温計などと合わせて「有害ごみ」になります。膨張・破損していない対象品は、透明または半透明のビニール袋に入れ、地域の資源・ごみ集積場所へ出せます。

「ペットボトル・有害ごみ」の日が新設され、週1回収集されます。曜日は地域ごとに異なります。相模原市は2026年8月24日から新しい「資源とごみの日程・出し方 令和8年10月版」を全世帯へ配布しています。自宅の地区の曜日を確認し、当日の朝8時30分までに出します。

ただし膨張・破損品は例外です。10月1日以降も集積場所には出せず、橋本台リサイクルスクエア、麻溝台リサイクルスクエア、津久井クリーンセンターの3施設のみで回収します。

膨張したリチウムイオン電池はどうする?

ケースが浮いている、電池パックがふくらんでいる、外装が破れているなどの異常があれば、通常品と同じ扱いにしません。相模原市は膨張・破損品を3施設で回収しています。残量を減らす目的で再充電したり、無理に機器へ戻して使用したり、穴を開けたり、押しつぶしたり、分解したりしないでください。

異臭、煙、著しい発熱などが起きている場合は、通常の廃棄手順だけで対処しようとせず、人身安全を優先します。単に古い電池と、すでに異常が出ている電池は分けて考える必要があります。

家電量販店などの回収協力店を使える場合

相模原市は、電池種類が明確、一般社団法人JBRCの会員企業製、破損・膨張等の異常がなく、外装なしのラミネートタイプではない、という条件をすべて満たす小型充電式電池について、従来どおり電器店などの回収協力店へ持ち込めると案内しています。

正常な電池でもメーカーや形状によって店頭回収の対象外になることがあります。店舗へ行く前に受入条件を確認してください。メーカー不明品や膨張品は、市の3施設という受け皿が明確です。

小型家電回収ボックスと混同しない

相模原市には市内24カ所の使用済小型家電回収拠点がありますが、小型充電式電池の回収とは別の仕組みです。市は小型家電について、電池・バッテリーを抜き取り、外せないものは使い切ってから排出するよう案内しています。外したリチウムイオン電池だけを小型家電回収ボックスへ入れるのではなく、電池用の回収ルートを利用してください。

例えば、電池を外せるデジタルカメラなら、電池は小型充電式電池のルートへ、本体は条件に合えば小型家電のルートへ分けます。小型家電回収ボックスの投入口は30cm×15cmで、個人情報を含む機器はデータ消去も必要です。

なぜ一般ごみに混ぜてはいけないのか

相模原市は、一般ごみや資源、容器包装プラスチックにリチウムイオン電池が混入し、収集車や工場、中間処理施設などで発火する事故が発生していると注意喚起しています。圧縮や破砕で電池が損傷すると発火につながる可能性があるため、一般ごみや資源の袋に混ぜる方法は避けなければなりません。市の注意事項は相模原市「電池の出し方」でも確認できます。

具体例で判断する

例1:古いモバイルバッテリーだが、膨らんでいない

2026年9月中に処分するなら、分解せず端子部分を絶縁し、3施設のいずれかへ持ち込みます。10月1日以降なら、新しい「有害ごみ」の対象として地域の収集曜日を確認します。正常品であることが条件です。

例2:スマートフォン用の着脱式バッテリーが膨らんでいる

9月でも10月以降でも、地域の集積場所へは出さず、市内3施設へ持ち込みます。店頭のJBRC回収は破損・膨張品を対象外とする条件があるため、市の施設を選ぶのが分かりやすいケースです。

例3:ワイヤレスイヤホンの電池が取り外せない

廃棄のために筐体を切ったりこじ開けたりしません。電池内蔵製品として、製品本体の小型家電回収条件を確認します。回収ボックス利用時は、電池が外せない充電式小型家電について市が示す放電等の注意事項も確認します。

例4:電池にLi-ionと書いてあるがメーカーが分からない

市の3施設はメーカー不明品も回収対象としています。ただし電池種類そのものが不明確だと回収できない場合があるため、元の製品、型番、取扱説明書などから種類を確認してから持ち込むとスムーズです。

迷ったときの実用チェックリスト

  • 充電式か、使い切りの一次電池かを確認した
  • Li-ionなどの表示、製品名、取扱説明書を確認した
  • 膨張、破損、異臭、異常発熱がないか確認した
  • 露出した端子をビニールテープなどで絶縁した
  • モバイルバッテリーを分解していない
  • 2026年9月30日までなら指定3施設への持ち込みを選んだ
  • 10月1日以降なら正常品は地域の「有害ごみ」の曜日を確認した
  • 10月以降でも膨張・破損品は集積場所に出さず3施設へ持ち込む
  • 鉛蓄電池やソーラーパネル付き電池を市の小型充電式電池回収へ混ぜていない

まとめ

相模原市では、2026年9月30日までと10月1日以降でリチウムイオン電池の出し方が大きく変わります。9月中は、端子を絶縁して市内3施設へ持ち込むのが基本です。10月1日からは、膨張・破損していない対象電池を「有害ごみ」として地域の集積場所へ出せるようになります。

一方で、膨張・破損品は制度変更後も3施設への持ち込みです。「10月から全部のリチウムイオン電池を集積場所へ出せる」と覚えるのではなく、正常品か異常品かで分けて考えると間違いを防げます。最後に地域の収集曜日と市公式の最新案内を確認してから排出してください。

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