姫路市で乾電池を捨てる方法|初めてでも迷わない分別・出し方ガイド

姫路市で使い終わった乾電池を処分するときは、まず「その電池が市の乾電池回収の対象か」を確認することが大切です。見た目が似ていても、マンガン乾電池やアルカリ乾電池と、ボタン電池、小型充電式電池では出し方が異なります。姫路市の公式案内では、マンガン電池、アルカリ電池、リチウム一次電池のうち円筒形・コイン形などは「乾電池等」として粗大ごみステーションで回収しています。一方、ボタン電池や小型充電式電池は市では回収していません。

この記事は、姫路市の「乾電池等」公式ページ、一般家庭用クリーンカレンダー、ごみ分別一覧表を中心に、2026年9月15日時点で確認した内容を整理しています。「乾電池等」ページの更新日は2025年5月12日、一般家庭用クリーンカレンダーの更新日は2026年8月6日です。収集日は地区ごとに異なるため、最後は必ず自宅の地区の最新カレンダーを確認してください。

最初に知っておきたい:「乾電池」と「一次電池」は何が違う?

姫路市の分別一覧では、乾電池は「一次電池に限る」とされています。一次電池とは、基本的に充電して繰り返し使うのではなく、使い切ったら交換する電池のことです。家庭でよく使うマンガン乾電池やアルカリ乾電池が代表例です。

ここで初心者が迷いやすいのが、平たい丸形の電池です。姫路市では、型番がCRまたはBRの「コイン形リチウム電池」は市の「乾電池等」として回収対象です。一方、LR・SR・PRなどのボタン電池は、市の可燃ごみや粗大ごみには出せず、販売店に設置されたボタン電池回収缶を利用します。つまり、丸い形だけで判断するのではなく、電池表面の型番を確認する必要があります。

木製の台の上に円筒形乾電池と複数の丸形電池を並べ、種類の違いを確認している様子
家庭で見かけるさまざまな電池。形だけでは区分できないため、乾電池・コイン形・ボタン形・充電式は表示や型番で確認します。

手順1:まず電池の種類を確認する

捨てる前に、電池本体の表示を見てください。姫路市の粗大ごみステーションにある「乾電池等」の回収対象として考えやすいのは、マンガン電池、アルカリ電池、リチウム一次電池の円筒形・コイン形などです。

電池の種類姫路市での扱い初心者が見るポイント
マンガン乾電池乾電池等として市が回収単1・単2・単3・単4などの一般的な円筒形
アルカリ乾電池乾電池等として市が回収機器から取り外し、粗大ごみステーションへ
CR・BRのコイン形リチウム電池乾電池等として市が回収両極を絶縁してから出す
LR・SR・PRのボタン電池市では回収しない販売店のボタン電池回収缶へ。絶縁が必要
ニカド・ニッケル水素・リチウムイオンなどの小型充電式電池市では回収しない販売店等のリサイクルボックスへ。端子を絶縁

「充電式かどうか分からない」という場合は、電池本体に「Li-ion」「Ni-MH」「Ni-Cd」などの表示やリサイクルマークがないか確認します。小型充電式電池については、一般社団法人JBRCの回収対象・対象外の説明も参考になります。

手順2:CR・BRのコイン形リチウム電池は絶縁する

姫路市は、型番がCRまたはBRのコイン形リチウム電池について、すべてのプラス極とマイナス極をセロハンテープなどで絶縁するよう案内しています。「絶縁」とは、電池の端子が金属などに触れて電気が流れないように覆うことです。端子同士が接触するとショートするおそれがあるため、回収に出す前の重要な準備です。

コイン形電池は表裏の広い金属面が端子になっているものがあるため、型番を確認したうえで両極をテープで覆います。テープを貼る目的は固定ではなく、電気的な接触を防ぐことです。

手で丸形のコイン電池に透明テープを貼り、金属面を覆って絶縁している様子
CR・BRのコイン形リチウム電池は、姫路市の案内に従い、プラス極・マイナス極をセロハンテープなどで絶縁してから出します。

手順3:自分の地区の「粗大ごみの日」を確認する

姫路市では、乾電池等を粗大ごみステーションで収集しています。ここでいう「粗大ごみステーション」は、地域で粗大ごみなどを出す指定の集積場所です。毎日いつでも持ち込める常設施設という意味ではありません。収集日は地区によって異なります。

最も確実なのは、姫路市の一般家庭用クリーンカレンダーで自宅の地区を検索する方法です。姫路市は小学校区などの地区ごとに収集日を設定しています。住所検索では「姫路市」や番地を含めず、町名で検索するよう案内されています。同じ町名でも収集地区や収集形態が複数表示されることがあるため、判断できないときはリサイクル課へ確認してください。

マンションやアパートでは、姫路市による行政回収ではなく、管理会社などが独自にごみ収集を手配している場合があります。集合住宅に住んでいる人は、市のカレンダーだけで決めず、建物のごみ出し案内や管理会社の指示も確認すると安全です。

手順4:赤色の回収容器には、袋から出して入れる

乾電池を家から回収場所まで運ぶために袋を使うことはできますが、姫路市の公式案内では、粗大ごみステーションの赤色の回収容器へ出すときは、ビニール袋などから出して入れるよう明記されています。つまり、袋ごと回収容器に投入するのではなく、乾電池だけを容器へ入れます。

この点は特に間違えやすいところです。家庭でまとめて保管していた袋をそのまま入れず、現地で電池を袋から出して回収容器へ移します。袋は、その場所の分別ルールに従って持ち帰るなど適切に扱ってください。

透明な袋から使用済みの円筒形乾電池を赤色の回収容器へ直接移している様子
粗大ごみステーションの赤色回収容器へは、乾電池をビニール袋などから出して直接入れます。袋ごとの投入はしません。

ボタン電池を乾電池と一緒に出してはいけないのはなぜ?

姫路市が「市では回収していません」としているボタン電池は、可燃ごみや粗大ごみに出せません。対象となるLR・SR・PRなどのボタン電池は、販売店に設置されている「ボタン電池回収缶」を利用します。姫路市は、ボタン電池についても、すべてのプラス極とマイナス極をセロハンテープなどで絶縁するよう案内しています。

CR・BRのコイン形リチウム電池と、LR・SR・PRのボタン電池は、どちらも平たい丸形に見えることがあります。しかし姫路市での処分ルートは異なります。迷ったときは、直径や厚さだけでなく、表面の「CR」「BR」「LR」「SR」「PR」といった型番記号を確認してください。

充電式電池はどこへ持っていく?

ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池などの小型充電式電池は、姫路市の可燃ごみや粗大ごみには出せません。販売店などに設置されているリサイクルボックスを利用します。市の案内では、端子部分をビニールテープなどで絶縁することも求めています。

近くの回収先は、一般社団法人JBRCの協力店・協力自治体検索で確認できます。ただし、JBRCは会員企業製の対象電池を回収しており、破損、膨張、水濡れなどの電池は回収対象外になる場合があります。膨張・破損した電池については、通常の回収ボックスへ無理に入れず、市やメーカーへ相談してください。

丸形のボタン電池を入れた白いトレーと、円筒形やパック形の充電式電池を入れた灰色のトレーを分けて置いている様子
ボタン電池と小型充電式電池は、市の「乾電池等」とは別ルートです。見た目だけで判定せず、型番やリサイクル表示を確認して分けます。

電池が入ったままのリモコンや小型家電はどうする?

電池で動く製品を捨てるときは、可能な限り電池を本体から取り外します。姫路市の使用済小型家電のリサイクルでも、乾電池・充電式電池はできる限り取り外し、乾電池は粗大ごみの日に、充電式電池はJBRC加盟店などでリサイクルするよう案内しています。

「本体が捨てられるから電池も一緒でよい」と考えないことが大切です。リモコン、玩具、電卓、ライトなどは、電池室を開けて電池が残っていないか確認してから、本体と電池をそれぞれ適切な区分に分けます。

初心者が間違えやすい4つのポイント

1. すべての丸形電池を同じ扱いにする

CR・BRのコイン形リチウム電池は市の乾電池等として扱われますが、LR・SR・PRのボタン電池は販売店回収です。型番を必ず確認してください。

2. 充電式電池を乾電池の赤色容器に入れる

小型充電式電池は市の回収対象外です。リサイクルボックスなど別の回収ルートを利用します。

3. 電池を袋に入れたまま赤色容器へ投入する

姫路市は、回収容器へ出すときはビニール袋などから出すよう案内しています。袋ごと入れないようにします。

4. 以前の収集日をそのまま使う

粗大ごみの収集日は地区ごとに設定され、変更されることもあります。2026年の姫路市クリーンカレンダーでは、一部地区の粗大ごみ収集日の変更案内も掲載されています。毎回とは言わなくても、引っ越し後や年度の切り替わり、長期間出していなかったときは最新カレンダーを確認してください。

出す前のチェックリスト

  • その電池は使い切りの一次電池か確認した
  • 丸形ならCR・BRか、LR・SR・PRか型番を確認した
  • CR・BRのコイン形リチウム電池は両極を絶縁した
  • ボタン電池や小型充電式電池を乾電池の中に混ぜていない
  • 自宅地区の最新クリーンカレンダーで粗大ごみの収集日を確認した
  • 集合住宅の場合は管理会社の回収ルールも確認した
  • 赤色の回収容器へ入れるときは、乾電池を袋から出す

迷ったときは姫路市リサイクル課へ確認を

電池は種類によって処分方法がはっきり分かれるため、型番が読めない、電池が変形している、機器から外せない、どの地区の収集に該当するか分からない、といった場合は自己判断で混ぜて出さないほうが安全です。姫路市の「乾電池等」ページでは、問い合わせ先として姫路市 農林水産環境局 美化部 リサイクル課(電話 079-221-2404)が案内されています。

基本の流れはシンプルです。まず電池の種類を確認し、市の回収対象である乾電池なら地区の粗大ごみ収集日を調べます。CR・BRのコイン形リチウム電池は絶縁し、回収場所では赤色容器へ袋から出して投入します。LR・SR・PRのボタン電池や小型充電式電池は別の回収ルートへ。この順番で確認すれば、姫路市で初めて乾電池を捨てる人でも迷いにくくなります。

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