川崎市で乾電池を捨てる方法|収集日・出し方・ボタン電池との違いを確認

川崎市で乾電池を処分するとき、最も大切なのは「乾電池なら全部同じ日に出せる」と考えないことです。川崎市が「使用済み乾電池」として週1回収集しているのは、主にマンガン乾電池、アルカリ乾電池、リチウム一次電池などの積層型・筒型乾電池と、型式記号がCR・BRのリチウムコイン電池です。一方、ボタン型電池や充電式電池は扱いが異なります。

2026年9月時点で確認できる川崎市の案内では、使用済み乾電池は収集当日の朝8時までに透明・半透明の袋に入れ、資源物集積所へ出します。なお、充電式電池については2025年11月から「小物金属」の日に市が収集する仕組みに変わっています。乾電池のルール自体は大きく変わっていませんが、電池の種類を正しく分けることが以前より重要になっています。

まず結論:川崎市の乾電池は「週1回・透明袋・朝8時まで」

家庭で使った一般的な乾電池を処分する場合、基本の流れはシンプルです。

  • 川崎市の「使用済み乾電池」に該当する種類か確認する
  • 透明または半透明の袋に入れる
  • 自分の地域の収集日を確認する
  • 収集当日の朝8時までに資源物集積所へ出す

川崎市は使用済み乾電池を週1回収集しています。ただし、町名ごとに曜日が異なります。正しい結果になっているかどうかは、「自分の町名の収集日と一致している」「袋の中身が外から確認できる」「資源物集積所に朝8時までに出している」の3点で確認できます。

公式情報は川崎市「使用済み乾電池」で確認できます。

ステップ1:電池の種類を確認する

筒型乾電池、9V積層電池、CR2032コイン電池、ボタン型電池、充電式リチウムイオン電池を机上で見比べている様子
最初に電池の種類を見分けます。筒型・積層型の乾電池やCR・BRのコイン電池と、ボタン型・充電式電池は処分方法が異なります。

川崎市が「使用済み乾電池」として収集する対象は、次のものです。

  • 積層型乾電池
  • 筒型のマンガン乾電池
  • 筒型のアルカリ乾電池
  • 充電できないリチウム一次電池
  • リチウムコイン電池のうち型式記号がCRまたはBRのもの

家庭でよく見かける単1、単2、単3、単4形のアルカリ乾電池やマンガン乾電池は、通常この「使用済み乾電池」に該当します。角形9V電池も、充電式ではなく一次電池であれば対象になる積層型乾電池です。

一方で、見た目が似ていても処分方法が違うものがあります。特に注意したいのは「ボタン型電池」と「充電式電池」です。

CR・BRのコイン電池は乾電池として出せる

薄い円盤状の電池でも、型式記号がCRまたはBRで始まるリチウムコイン電池は、川崎市では資源物の「使用済み乾電池」として収集しています。たとえばCR2032のように「CR」で始まる表示が確認できれば、この区分です。

ボタン型電池は原則として回収協力店へ

SR、PR、LRなどで始まる小型のボタン型電池は、市の通常の「使用済み乾電池」収集とは分けて扱われています。川崎市は電気店や時計店などに設置された「ボタン電池回収缶」の利用を案内しています。持ち込む際はセロハンテープで絶縁するよう案内されています。

回収場所は川崎市「ボタン型電池、充電式電池等を回収している店舗リスト」で確認できます。店舗ごとに回収条件が異なる場合があるため、持ち込む前に対象品目を確認すると確実です。

充電式電池は2025年11月から「小物金属」

モバイルバッテリー、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、ニカド電池など、充電して繰り返し使う電池は乾電池の日に出しません。川崎市では2025年11月から、家庭で使った充電式電池と、それらを内蔵する小型家電を「小物金属」の収集日に回収しています。

充電式電池は端子部分を透明なテープで絶縁し、透明な袋に入れて口を結び、「充電池」「リチウム」「モバイルバッテリー」などと分かる貼り紙をして資源物集積所へ出すのが市の案内です。乾電池とは準備方法も収集日も違うため、見分けに自信がない場合は乾電池の袋へ混ぜず、型式や表示を確認してください。詳しくは川崎市「充電式電池の出し方」で確認できます。

ステップ2:乾電池を透明・半透明の袋に入れる

家庭で使い終わった乾電池を透明な袋にまとめて入れている様子
対象となる使用済み乾電池は、外から中身を確認できる透明・半透明の袋にまとめます。

乾電池だと確認できたら、透明または半透明の袋に入れます。川崎市の案内では、指定袋を購入する必要はなく、使用済み乾電池として中身が確認できる袋で出す形です。

ここでの良い状態は、「袋の外から乾電池だと分かること」と「他のごみに埋もれていないこと」です。収集場所に空き缶やペットボトルなどを同時に出す地域でも、乾電池は透明の袋に入れ、他の品目と区別しやすい状態にしておくと判断しやすくなります。

マンションや集合住宅では、市の収集ルールに加えて管理組合や管理会社が独自の排出場所・時間を定めている場合があります。川崎市も、マンション等で管理組合のルールがある場合はそちらに従うよう案内しています。建物内の専用回収箱などがある場合は、まずその運用を確認してください。

ステップ3:町名ごとの収集日を確認する

透明袋に入れた乾電池を横に置き、曜日が並ぶ収集カレンダーを確認している様子
収集日は町名ごとに異なるため、出す前に地域別収集日を確認します。乾電池は週1回の収集です。

川崎市全体で「毎週○曜日」と一律に決まっているわけではありません。川崎区、幸区、中原区、高津区、宮前区、多摩区、麻生区の各地域で、さらに町名ごとに曜日が設定されています。

たとえば同じ区内でも町名によって使用済み乾電池の曜日が違います。記憶だけに頼るより、引っ越し後や年度替わり、久しぶりに出すときには公式の一覧で確認する方が安全です。

川崎市「ごみの分別・収集日に関するパンフレットなど」には、各区の地域別収集日一覧へのリンクがあります。町名まで照合し、「空き缶・ペットボトル・空きびん・使用済み乾電池」の列を確認してください。

収集日の確認で達成したい状態

確認項目良い状態の目安
住所現在住んでいる町名で確認している
品目「使用済み乾電池」の曜日を見ている
時間収集当日の朝8時までに出せる
集合住宅建物独自のルールがないか確認している

この4点がそろっていれば、曜日の取り違えや場所違いをかなり防ぎやすくなります。

ステップ4:収集当日の朝8時までに資源物集積所へ出す

住宅街の資源物集積所に透明袋へ入れた使用済み乾電池を出している様子
使用済み乾電池は、収集当日の朝8時までに地域の資源物集積所へ出します。

準備した乾電池は、収集当日の朝8時までに資源物集積所へ出します。前日の夜ではなく、原則として収集当日の朝に出すのが確実です。

出し終えた後に確認すべきなのは、単に「置いたかどうか」ではありません。袋の中に充電式電池やボタン型電池が混ざっていないか、場所が普通ごみ専用の置き場ではないか、管理組合の指定場所と合っているかをもう一度見ます。

「乾電池として出してよいか」迷ったときの判断基準

電池の外観だけでは、一次電池か充電式か判断しにくい製品があります。次の順番で確認すると、誤分類を減らせます。

  1. 電池本体に「アルカリ」「マンガン」「Lithium」「CR」「BR」などの表示があるか見る
  2. 「Li-ion」「Ni-MH」「Ni-Cd」「充電式」「Rechargeable」などの表示があれば充電式として扱う
  3. 小型の丸い電池でSR・PR・LRなどの型式なら、ボタン電池回収の案内を確認する
  4. 型式が読めない、膨張している、破損しているなど通常と違う状態なら、自己判断で乾電池袋へ入れず市の案内や相談窓口を確認する

この方法の限界は、印字が消えている電池や特殊用途の電池を外観だけで確実に判定できないことです。特に充電式電池は扱いを誤ると発煙・発火につながるおそれがあるため、少しでも充電式の可能性がある場合は通常の乾電池と一緒にしない方が安全です。

こんなときは方法を変える

モバイルバッテリーや充電式電池だった

「使用済み乾電池」ではなく「小物金属」のルールへ切り替えます。川崎市では月2回の小物金属収集で、端子の絶縁、透明袋、貼り紙が必要です。膨張・変形している場合は他の電池と分ける追加ルールもあります。

ボタン型電池だった

電気店や時計店などの回収協力店を利用します。川崎市が公開している店舗リストや電池工業会の回収協力店情報を確認し、店舗が受け付ける種類かを確かめてから持ち込みます。

事業所から出た電池だった

この記事で説明しているのは家庭から出る電池の処分方法です。事業活動に伴って出た廃棄物は家庭ごみの収集ルールとは異なります。勤務先や事業所の廃棄物管理ルール、許可を持つ処理業者への委託などを確認してください。

特殊な電池・破損した電池で種類が分からない

無理に通常の乾電池として出さず、川崎市環境局生活環境部収集計画課などへ確認するのが確実です。市の「使用済み乾電池」ページには問い合わせ先も掲載されています。

よくある間違い

普通ごみに混ぜる

乾電池は川崎市では資源物として別収集されています。普通ごみの袋に混ぜるのではなく、「使用済み乾電池」の収集日に出します。

乾電池と充電式電池を同じ袋にする

2025年11月以降、川崎市では充電式電池を小物金属として収集しています。乾電池と充電式電池は収集日・準備方法が異なるため、混ぜないことが重要です。

コイン電池とボタン電池を同じ扱いにする

外観は似ていますが、CR・BRのリチウムコイン電池は市の使用済み乾電池として収集されます。一方、ボタン型電池は回収協力店の回収缶を利用するのが基本です。型式記号を見ると判断しやすくなります。

最後に確認するチェックリスト

  • 電池はマンガン・アルカリ・リチウム一次電池などの乾電池、またはCR・BRのリチウムコイン電池である
  • 充電式電池やモバイルバッテリーを混ぜていない
  • ボタン型電池を通常の乾電池と混同していない
  • 透明または半透明の袋に入れている
  • 自分の町名の収集日を公式ページで確認した
  • 収集当日の朝8時までに資源物集積所へ出す
  • マンション等では管理組合のルールも確認した

川崎市で乾電池を正しく捨てられたと判断できる目安は、「種類を判別できている」「透明袋で分けている」「正しい曜日・場所・時間に出している」の3つです。ここまで確認できれば、一般的な家庭用乾電池については市のルールに沿った処分になっています。

ただし、電池の種類や状態が特殊な場合は、この一般ルールだけでは判断できません。迷う場合は最新の川崎市「使用済み乾電池」、充電式電池の出し方、ボタン型電池・充電式電池の回収店舗リストを確認してください。

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