松山市でボタン電池を捨てる方法|2026年の分別ルールと注意点

松山市で家庭から出たボタン型電池を処分する場合、2026年度の市の案内では「水銀ごみ」として分別するのが基本です。水銀を使用していない製品も対象に含まれます。松山・北条地域では地区ごとに定められた水銀ごみの日の午前8時までに、45リットル以下の無色透明袋へ入れてごみ集積場所に出します。袋は二重にしません。中島地域でもボタン型電池は水銀ごみに分類されますが、収集頻度や曜日は地区のカレンダーで確認する必要があります。

2026年9月時点で確認できる新しい動きとして、松山市は2027年度(令和9年度)から、現在は種類によって分別区分が異なる電池類をまとめて「水銀ごみ」と一緒に排出する方針を一般廃棄物処理実施計画で示しています。ボタン型電池はすでに水銀ごみなので、今すぐ出し方が大きく変わるわけではありません。現在処分する場合は、2026年度の地区別ごみカレンダーに従ってください。最新の地区別日程は松山市の2026年度地区別ごみカレンダーで確認できます。

木の机の上にコイン形電池と小型のボタン形電池が並んでいる様子
見た目が似ていても、CRで始まるコイン形リチウム電池と、LR・SR・PRなどのボタン電池は業界の回収区分が異なります。型式表示を確認してから処分方法を判断します。

まず結論:松山市では「水銀ごみ」に分別する

松山市の2026年度ごみカレンダーでは、ボタン型電池は水銀ごみの例として明記され、「水銀0(ゼロ)使用」のものも含むとされています。つまり、「水銀を使っていないから埋立ごみや可燃ごみでよい」と自己判断しないことが重要です。

確認項目2026年度の扱い
分別区分水銀ごみ
45L以下の無色透明袋
二重袋不可
出す時間収集日の午前8時まで
収集日地区ごとに異なるためカレンダーで確認
水銀0使用のボタン型電池水銀ごみとして扱う

松山・北条地域の家庭ごみは、市の案内では水銀ごみが3か月に1回の収集です。ただし、何月の何曜日かは地区によって異なります。たとえば2026年度カレンダーでは、ある地区は4・7・10・1月、別の地区は5・8・11・2月というように設定されています。自宅の地区名だけで決めつけず、必ず該当地区のカレンダーを確認してください。

行動としては、まず地区別ごみカレンダー一覧を開き、自分の地区のPDFで「水銀ごみ」の日を確認するのが確実です。

手順1:電池の種類を確認する

小さく丸い電池はすべて同じものに見えますが、型式によって種類が異なります。一般社団法人電池工業会は、酸化銀電池を「SR」、空気亜鉛電池を「PR」、アルカリボタン電池を「LR」と整理しています。一方、「CR」や「BR」で始まるものはリチウムコイン電池で、同工業会のボタン電池回収協力店ルートでは対象外です。

CR2032のコイン形電池とLR44などの小型ボタン形電池が並んでいる様子
CR2032のようなコイン形リチウム電池と、LR44などのボタン電池は同じ円形でも分類が異なります。表面の型式記号を確認すると見分けやすくなります。

ここで注意したいのは、松山市のごみカレンダーが「ボタン型電池」という表現を使っている一方、掲載文だけではCR・BR型式まで個別に列挙していないことです。CRやBRなど、どの区分に出すべきか判断しにくい電池は、無理に推測せず松山市清掃課へ確認するのが安全です。電池工業会も、コイン形リチウム電池は自治体の指示に従うよう案内しています。

詳しい型式の違いは電池工業会のボタン電池の捨て方・リサイクルで確認できます。

手順2:端子をテープで絶縁する

松山市の地区別ごみカレンダーでは、ボタン型電池について絶縁方法まで細かく書かれていないものもありますが、電池工業会は使用済みのボタン電池を安全に扱うため、1個ずつセロハンテープなどで絶縁するよう案内しています。コイン形リチウム一次電池についても、プラス極とマイナス極がほかの金属や電池に触れると短絡し、発熱・発火・破裂につながるおそれがあるため、端子を絶縁して廃棄するよう注意喚起しています。

丸い電池の金属面を透明テープで覆って絶縁している様子
使用済み電池は金属面がほかの電池や金属に触れないよう、テープで端子を覆っておくと短絡事故の予防になります。

特に複数個を一緒に保管するときは、むき出しのまま重ねないようにしてください。処分日まで一時保管する場合も、子どもの手の届かない場所に置き、鍵や硬貨など金属製品と一緒にしないことが大切です。

安全上の理由は電池工業会の乾電池・リチウム一次電池の処分案内でも確認できます。

手順3:無色透明袋に入れる

松山市では、水銀ごみは45リットル以下の無色透明袋に入れて出します。袋は二重にしません。大きな袋を満杯にする必要はなく、45リットル以下であれば小さな透明袋でも構いません。重要なのは中身が確認できる無色透明袋であることです。

ボタン電池を可燃ごみ、プラスチック製容器包装、金物・ガラス類などの袋へ混ぜないでください。乾電池は2026年度時点では地区によって埋立ごみとして案内されているため、「電池だから全部同じ袋」と考えるのも誤りです。2027年度から電池類の分別統合が予定されていますが、それまでは現在の区分に従います。

白い家庭ごみ袋の上に大きな赤いバツ印が重なっている様子
ボタン型電池を可燃ごみなど通常の家庭ごみへ混ぜるのは避け、松山市の「水銀ごみ」の区分で出します。

手順4:地区の水銀ごみ収集日に出す

収集日は地区ごとに異なります。松山・北条地域では水銀ごみは原則として3か月に1回ですが、月と曜日は地区別です。当日の午前8時までに、普段利用している指定のごみ集積場所へ出します。

集合住宅の場合、ごみ集積場所が町内会の集積場所と異なることがあります。マンションやアパート専用のルールがある場合は、管理会社や大家にも確認してください。松山市も、利用する集積場所が不明な場合は町内会や管理会社などへ確認するよう案内しています。

中島地域は収集体系が一部異なります。市の一般廃棄物処理計画では、中島地域の水銀ごみは月1回とされています。また、中島リサイクルセンターでは中島地区の家庭から出る水銀ごみを持ち込めます。中島に住んでいる場合は、本土側の松山・北条地域の頻度をそのまま当てはめないでください。

よくある誤解1:「水銀ゼロなら水銀ごみではない」

これは松山市では誤りです。2026年度のごみカレンダーは、ボタン型電池について「水銀0(ゼロ)使用」のものも水銀ごみに含めています。現在販売されるボタン電池の多くが無水銀化されていても、市の分別区分は別問題です。

行動としては、製品に「Hg 0%」などの表示があっても、自己判断で別のごみにせず、松山市の水銀ごみとして扱ってください。

よくある誤解2:「家電量販店の回収缶に何でも入れればよい」

これも正確ではありません。電池工業会のボタン電池回収協力店で回収対象となるのは、原則として指定ブランドのSR、PR、LR型式のボタン電池です。CR・BR型式のリチウムコイン電池は対象外です。回収缶を利用する場合は、店舗の指示に従い、対象電池か確認する必要があります。

松山市では家庭のボタン型電池を自治体の水銀ごみとして出せるため、まず市のルールを使うのが分かりやすい方法です。店舗回収を使う場合は、ボタン電池回収推進センターの対象条件を確認してください。

よくある誤解3:「充電式の丸い電池も同じ」

充電して繰り返し使う小型充電式電池は別ルートです。松山市は2026年2月17日更新の案内で、小型充電式電池を通常のごみ集積場所へ出さず、市役所や支所などに設置されたリサイクルボックスへ持ち込むよう案内しています。対象は、JBRC会員企業の製品で、膨張や破損がなく、Ni-Cd、Ni-MH、Li-ionなどの識別マークがあるものです。

小型充電式電池については松山市の小型充電式電池の処理方法を参照してください。ボタン電池の記事を見て充電式電池まで同じ水銀ごみに入れるのは避けましょう。

2027年度から何が変わる予定か

松山市の2026年度一般廃棄物処理実施計画では、2027年度から、現在は種類によって分別区分が異なる電池類をすべて水銀ごみと合わせて排出する方向が示されています。これは電池全体の分別を分かりやすくする変更ですが、2026年度の途中から前倒しで適用されるとまでは確認できません。

したがって、2026年中に電池を出す場合は、今の地区別カレンダーを使ってください。2027年度になったら新しいカレンダーを改めて確認するのが確実です。将来変更の根拠は松山市の2026年度一般廃棄物処理実施計画で確認できます。

迷ったときのチェックリスト

  • 家庭から出た電池か確認する。
  • 電池表面の型式記号を確認する。
  • SR・PR・LRなどのボタン電池か、CR・BRなどのコイン形電池かを区別する。
  • 充電式なら通常のボタン電池とは別ルートを確認する。
  • 端子をテープで絶縁する。
  • 松山市の水銀ごみとして出す場合は45L以下の無色透明袋を使う。
  • 袋を二重にしない。
  • 自宅地区の2026年度ごみカレンダーで水銀ごみの日を確認する。
  • 当日の午前8時までに指定の集積場所へ出す。
  • 型式や区分が不明なら松山市清掃課へ確認する。

まとめ

2026年度の松山市では、家庭から出るボタン型電池は「水銀ごみ」として出します。水銀ゼロの製品も対象です。無色透明袋に入れ、袋を二重にせず、地区ごとの水銀ごみ収集日の午前8時までに集積場所へ出してください。松山・北条地域と中島地域では収集体系が異なるため、地区別カレンダーの確認が欠かせません。

また、見た目が似ているCR・BR型式のコイン形リチウム電池や、小型充電式電池は別のルールが関わる場合があります。判断に迷ったときは、電池の型式を確認したうえで松山市の公式案内を優先してください。2027年度には電池類の分別方法をまとめる変更が予定されていますが、現在は2026年度のルールで処分するのが正しい対応です。

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